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鳴海の滝(MTBツーリング)

横坂川
今日は、「鳴海の滝」を目指した。
「鳴海の滝」とは、旧川上村の横坂の横坂川を遡った所にあるらしく、国土地理院の地図によれば、そのルートはそのまま「鳥越」というポイントへ出て、田床山を経由して萩市街へ帰ることができる。

旧川上村横坂に到着すると、横坂川沿いを登る。
コンクリートや砂利の林道で、前夜にそこそこの雨が降ったため、道は、所々が川と化していた。

鳴海の滝
1kmも進まないところで、鳴海の滝らしきものが眼前に現る。
あまり人が訪れることもない場所であり、自然のままのいい感じの滝であった。沢登りをしてみると面白いかもしれない。

写真中央奥にウリボウ
同時に、前方、道の真ん中にウリボウも現る。ウリボウは、ケツをことらに向け一生懸命、土を鼻で掘り起こしながら餌を探している。

しばらく様子を見ていたが、滝の音が激しいため、人の存在には全く気が付いていないようである。
おどろかすのもかわいそうだが、俺もこの先に進まなければいけないし、いつまでも待っていられない。近づいて気づいてもらい、その上で逃げてもらうことにした。
いや、しかし、ウリボウがあまりに驚いて、近くに隠れている親と俺に突進してきたらどうしよう。なおかつその親が"おっことぬし"サイズだったらヤバイ。チャリンコで猛ダッシュして下ったところで、タイヤがセミスリックなのでコケてしまうかもしれない。ということで、お気づき頂けるまで待つことにした。

そして数分後、ヤツは背後を向いたまま、野性の研ぎ澄まされた感覚で俺に気付いた。ちょっと遅かったが。それと同時に、急な崖に向かって走り、そのまま消えていった。
どうやら、単独行動だったようだ。ひとまず安心した。
しかし、さすが野生生物である。ヤツが逃げて行った方向は、サルならまだしも、偶蹄類にはとても登れそうにないほど急な崖だったのだ。
と思った矢先、ヤツが転がり落ちてきた。やはり登れなかったようである。間抜けな顔で、俺の様子を数秒伺い、もう一度勢いをつけ、緩やかなルートで去って行った。
今度こそは大丈夫そうだ。猟師にだけは遭遇しないことを願うばかりである。

なお、ウリボウ問題は解決したが、その先は行き止まりであり、国土地理院の地図のようなルートは発見できず、一旦来た道を戻り、林道「伊長谷線」から鳥越を目指すこととなった。



より大きな地図で 20111023 田床山_鳥越経由 MTB を表示


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