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Kayak Fishing ~2020 初出航~

地球温暖化

例年であればスノーボードを楽しみに雪山へ行っているシーズンだが、今シーズンに限っては、我々のフィールドである中国地方にはスノーボードが楽しめるほどの積雪がない。
俺がスノーボードを始めたのが約20年前だが、以降、これほど雪の少ないシーズンは初めてである。
太古の昔から地球規模での気候変動は繰り返されており、今の温暖化が自然現象によるものなのか、或いは人為的なものか、その確定的な答えを人類は導き出せていない。
そもそも今は温暖化を強く問題視しているが、10年後には、到来する氷河期を不安視しているかもしれない。
地球環境の行く末は神のみぞ知り、その結末に人類が生存できる環境が存続しているのだろうかと不安もあるが、今の俺にとって、最も深刻な事態は、バックカントリーを楽しめない事である。

暖冬の過ごし方

先日、折れたフライロッドの修理が完了したので、マニアZn師匠に付き合ってもらい、一緒に光市のショップへ引き取りに行った。
道中、二人で、今シーズンはバックカントリーを楽しめそうにない事を憂い、渓流の解禁はまだ先なのでフライフィッシングもまだ出来ないことを嘆いていた。カヤックも冬期は寒いし風も強いので出航する気にならないのだが、まだ、ブリが釣れているという情報もあるし、そもそも暖冬で暖かいのだから出航してみようということになった。
そう、大切なことは、温暖化だろうが何だろうが順応し、前を向いて楽しむことである。自分の思いどおりにならない自然環境に文句を言ってもどうにもならないのだ。

氷点下

約束の日の朝、この日のフィールドである山口市秋穂へ向かうが、山間部では、外気温計はマイナスの数値を表示している。天気が良いので放射冷却だろう。
暖冬のため、今シーズンは未だスタッドレスタイヤに履き替えておらず、夜露が凍結していないか心配だったので、すこしビビりながら慎重に運転する。
しかし、秋穂の海岸に到着してみると、山間部の氷点下は嘘のように、穏やかな晴天でまるで春のように日差しも明るく暖かい。とても2月の海とは思えない。

まず休憩

この日の集合時間は10時に設定しており、ゆっくり昼飯を食って、午後から様子を見ながら、夕まずめをメインに狙う予定だ。
まずは、コーヒーを飲みながら、のんびりとメスティンで米を炊く。
春のような陽気の下でくつろぎながら海を眺めていると、とても幸せであり、温暖化の影響でバックカントリーを楽しめない事を恨む気持ちなど芽生えない。
どんな地球環境であれ、前を向けば十分に楽しめるのだ。

出航

昼過ぎに、とりあえず出航してみる。
湾内は穏やかで、明るい日差しが海水を透過して砂地を照らしている。
そこにカヤックで浮いているだけでも気持ちよい。
そして、ポイントとなる左手の半島の先へ漕ぎ進む。

環境一変

半島の先まで来ると、様子が一変した。
湾内は半島で風が遮られ穏やかだったが、半島が遮っていた風は思いの外強く、波も荒い。
これでは釣りにならない。
折角、気候変動の中でも前を向いて楽しく生きていく自分に酔っていい気分になっていたし、今日こそデカいブリを釣ろうと意気込んでいたが、そうは行きそうにない。
気持ち的に簡単には諦められず、湾内で風が治まるのを待ってみるが、一向に状況は良くならない。

帰宅

やむを得ず、早々に陸に上がり、片付けて家路についた。
気候変動のおかげで、結局何も楽しめない。
地球温暖化のクソがっ!


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