15年程度前にフライフィッシングに憧れ、ロッドとリールを購入し、渓流釣りを始めた。当時、一人ぼっちで、地図上で確認できるあらゆる渓流を攻めに行ったが、多くの渓流は枝が生い茂りフライを投げれる状況にはなく、そもそも、イワナやヤマメといった魚が生息しているようではなかった。
このため、日本でフライフィッシングができるのは北方で山口県には不向きであると結論付け、遠ざかっていた。
ところが、最近、マニアに出会った。マニアは軽く言う。「すぐそこで釣れるよ。」「え?フライフィッシングで?」「おぉん。投げれる投げれる。」
そこで、マニアに連れて行ってもらうことにした。
久しぶりにフライフィッシングのタックルを引っ張り出し、ワクワクしながらマニアとの待ち合わせ場所へ向かった。そして、マニアックな車種のマニアの車に乗せてもらい、いざ、出発。
マニアのマニアックな道具をいろいろ見せてもらい、その後、早速開始。
フライフィッシングは、前後に紐を延ばしていく釣り方なので、前後にそれなりのスペースが必要になってくる。今まで自分の足で探してきた渓流では、そのスペースが確保できる釣り場はなかったが、ここでは十分に投げれる。
マニアの指導を受けながら釣っていると早速、人生初のイワナが釣れた。
その後も案内されたポイントもフライフィッシングにとって素晴らしい環境であり、あまりにも楽しかったため、あっという間に夕方を迎えていた。今日一日で、フライフィッシングの世界が大きく開けた。全てマニアのおかげである。
しばらくは、渓流でフライを投げている日が増えそうだ。
0 コメント:
コメントを投稿