5月は鯉のぼりが元気よく泳ぐ時期であり、風は強い。だが、天気予報では瀬戸内海側は波も穏やかで、風も収まる傾向にあったので、マニアBとアッキーラと室積海岸でカヤックフィッシングを楽しむことにした。
いざ海岸へカヤックを運ぶと、どうしたことでしょう。風も強まり波も倍くらいに高くなっていた。ほんの数分の間でここまで変わるのかというほど。
きっとしばらく待てば海面も穏やかになるだろうと、砂浜からルアーを投げたりしながら時間をつぶしたが、一向におさまる気配はない。そんな時、マニアBがスマフォを駆使し、地形を分析し「半島を越えて室積湾へ行けば風向から考えて波は無いはずだ。そこへ行こう。」と提案してきた。今すぐにでもカヤックに乗りたいアッキーラと俺は当然のように同意した。
今日は前回のカヤックフィッシングと大きく違う点がある。それは魚群探知機があることだ。マニアBのカヤックに付いている。マニアBのカヤックを先頭に、後ろにアッキーラと俺が横に並ぶ船団を組んで航行した。
しばらく航行すると、”ピ。ピ。ピ。”と音がする。その音が”ピピ。ピピ。ピピピピ。”と激しさを増すとともにマニアBが「うぉ~!なんかぶちおる!」と叫ぶ。なんて刺激的なんだ!海に浮かんでいるだけでは決して分からない情報である。流石魚探。マニアBが指さす方向にアッキーラと必死になってルアーを投げた。
しかし、何も釣れない。
我々は小魚を追っている大型の魚をねらている。どうやら今日は小魚の群れはいるようだが、それを追ってくる大型の魚はいないようで、我々のルアーには何の反応もない。
だが、初めての魚群探知機の音が刺激的すぎて、夢中になって釣り続けていた。
スネは真っ赤になって熱を持ち、パンパンに腫れあがっている。
みなさん、5月の日差しは”暖かくて気持ちいい”と舐めていてはいけません。
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