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「塔の岩(とうのいわ)」リベンジ登山


先週末、雪のため途中で登頂を断念した塔の岩。今日は、世の中ではクリスマス・イブといって浮かれている。天気予報では曇り時々晴れだったので、同級生のゴッツを誘いリベンジ登山に向かった。
朝日起きると、結構雨が降っていた。だが、きっとそのうち上がるだろうと思い、ザックに必要な荷物を詰め込んでいると、集合時間になり、ゴッツが我が家に現れた。普通であれば、事前に「今日、雨が降るけど、どうする?」と言った話し合いが必要となるが、ゴッツの場合、そこは必要無い。

前回と同じ所に車を停め、前回と同じルートで山頂を目指したが、前回と違うのは、雪が無いことと、独りぼっちでは無いことだ。
前回同様に、渓流沿いの林道を登って行く。途中、一旦止んでいた雨が再び降り始めた。雨は段々と強くなり、先週の雪程ではないが、足元はズルズルと滑る。

霧の立ち込める鬱蒼とした森の中、滑らないよう気をつけながら一歩一歩進んで行く。12月下旬の冷たい雨の中に濡れながら、湿気だらけで滑りまくるの山を歩く事は、決して気持ちの良いものではない。しかしそれは、登頂を断念する理由とはなり得ない。折角独りぼっちではないのだが、不快な環境のせいで、黙々と山頂を目指す。

しばらく進むと、山頂が見えて来た。最後の急な坂を登ると、あっさりと山頂に到着した。登って来た斜面の反対側は絶壁となっており、覗き込んで見るが、恐ろしくて縁には近づけない。それに霧が立ち込め、眼下の景色は望めない。屋根を張り、昼食をとりながら、霧がはれるのを待つことにした。
クリスマス・イブらしくチキンを食べ、定番のカップラーメンとむすびを食べ、ゆっくりしていると、雨が上がり霧がはれてきた。

すると、足下の絶壁からは、周囲の山々や阿武川に注ぐ佐々並川の曲がりくねった流れを見下ろすことができた。想像以上の絶景だ!
結局、天気予報ははずれ、ほぼ雨が降り続く天候ではあったが、久しぶりによい山に出会った。天気の良い日に、また来よう。


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