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Winter Camp

今まで、道具には一切の拘りを示さなかったゴッツ。例えば、普通、登山を始める時に買うものは、登山靴やザック、そしておしゃれなウェア等に興味を惹かれると思うのだが、こいつは、過去、登山を始めるために、ナフコに行ってナタとナタガマを購入した経歴がある。だが、最近、クッカー、テント、チェア、ウェアなど、人並みのアウトドアグッズを揃えはじめた。
道具を揃えると使いたくなるのが人間の心理である。早速、冬であるにもかかわらず、ゴッツがキャンプへ行こうと誘ってきた。
時を同じくして、船山ちゃんもアウトドアに興味を示し始め、独身の強みである金にモノを言わせる姿勢で、グッズを急速に揃えつつあった。
そして、元々自転車の旅で最低限のアウトドアグッズを持っている三戸ちゃんと、アウトドアが好きなのかよく分からない杉、合計5人で冬のキャンプに出掛けることにした。

船山ちゃんのテント

船山ちゃんは、一連の登山用品は揃えた。次に狙ったのがテントであるが、デザイン性と携帯性を重視してMSRのHubba NXを通販で発注した。高価なカッコいいテントを今回のキャンプで使おうと意気揚々としていたのだが、発注後2週間を超えるが商品が届かない。残念だが、寒空の下、ブルーシートを使って野宿するしかないが、それもまた一興。
と思っていたら、出発前夜の忘年会の最中、船山ちゃんの携帯電話に一本の連絡が入った。それは運送業者からで、なんと、テントが届いたとの連絡だった。
船山ちゃんには吉報であったが、俺にとっては面白味が一つ減った残念な連絡であった。

焚火

冬のキャンプに焚火は欠かせない。暖をとり、炭火で肉を焼き、心許せる仲間たちと酒を飲む。静かな自然の中、仕事や煩わしい人間関係、社会規範等々から解放された至福の一時である。こんな時間が一生続けば、どんなに幸せなことだろう。

満天の星空

ひとしきり酒を飲み、満足したので、テントで就寝することにした。
ふと夜空を見上げると、月も無く街の明かりも届かない漆黒の澄んだ夜空は、降って落ちてきそうなほどの星に満たされている。とても美しい。三戸ちゃんもそう感じたのだろう。学生時代に写真部に所属していた三戸ちゃんは、三脚を立て、一眼レフのカメラで撮影を始めた。
素人が撮る多くの写真は、現場での感動を全く表現できない。しかし、知識と技術そして機材を総動員して撮影した三戸ちゃんの写真は、当に我々の感動をそのまま表現されたものであり、その出来栄えには驚きを隠せなかった。

憂鬱な片付け

朝起きて、再び火を起こし、暖かいコーヒーを飲みながら朝食を食べる。
今回、我々がキャンプした場所は、海の見える小高い山の上であった。朝の穏やかな海を見ていると、やはり、このままここで社会の喧騒から離れていたい気持ちが優位となる。
しかし、便利な生活を維持しようと思えば、やはり社会へ帰って行かなければならない。憂鬱な思いで片付け、帰路へと就いた。


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