今年は積雪が早いらしいが、まだ、バックカントリーへ行きたいと思うほどは積もっていない。その一方、最近、足腰が弱いせいで、バックカントリーへ行っても楽しく滑ることができないことが多い。
なので、ゲレンデでの練習も欠かせないため、不思議なほどスノボにハマっている杉とゲレンデへ行く計画を立てた。
しかし、その当日は気温も上がり雨の予報になっていた。雨に濡れてまで滑りたい欲求はないので、何となく“また違う日に行くかな”と思っていた。
ところが、最近、やはり独身の立場の強みである金にモノを言わせて、スノボにもチャレンジしようとしていた船山ちゃんが、ウェアーとOAKLEYのゴーグルを買い、我々と一緒に行く予定にしていた。その船山ちゃんが「雨でも行きたい!」と言うので、その気持ちを汲み、予定どおりゲレンデへ行くことにした。
船山ちゃんは、この日がスノボデビューであるため、リフトには乗らず、ハイクアップで基礎を叩き込む予定である。
早速、ボードを小脇に抱え、ゲレンデの脇を歩いて登る。船山ちゃんに順序を追って滑り方を教えながら練習をさせるのだが、驚くほど飲み込みが早い。
船山ちゃんとは職場の福利厚生でソフトボールを一緒にプレーしたことがあるが、全くといっていいほどセンスが無い。その船山ちゃんが何故かスノボに関しては飲み込みが早いのだ。驚くほかない。
その上達ぶりは、丸一日を要するだろうと予想していた到達点に、3時間もかからず到達したほどで、本人も「最高におもろいっす!」とハイテンションだ。
昼飯を済ませて、午後からはリフトに乗った。初心者コースを、時々コケながら何度も何度も滑り降りる。基本的な理屈は分かっているようで、後は体がそのとおりに動かないらしい。この段階に来ると、我々が口を挟む必要はない。自分で感覚を掴み、身体で覚えるしかないのだ。
ある程度滑られる状態になれば、いずれ次の段階の指導をしようと思っているが、そうなってくると、徐々に体力的な問題から、我々の方が付いて行けなくなる恐れがある。
まだまだ若い船山ちゃんに負けない体力を維持しなければ・・・。
帰る途中、杉おすすめの益田の自動販売機でうどんを食べた。ここには自動販売機が沢山並び、あらゆる商品が販売されている。しかし、全体的に清潔感は皆無で、多くの自動販売機は非常に古く、機能していることが信じがたいほど錆びついたものもあったり、金はゆっくり入れろとか、扉が自動で開かなければ手で開けろとか、色々な注意書きが貼られている。
だが、そのジャンク加減に強い趣を感じ、テンションが上がる。うどんが美味く感じたのもそのせいかもしれないが、綺麗でおしゃれな店舗でなくとも、価値を生み出せるという証を強く感じさせられた。
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