新たな情報
今度は、山口市の秋穂でブリが釣れているという情報が入ってきた。12月も中旬であり、例年であれば、ブリシーズンも終盤。
いつも情報に振り回され、釣果のない我々だが、全く反省の色はない。
魚影なし
9時ごろに秋穂の砂浜から出航。毎度のことながら、魚影がない。広範囲に探索してみても、全く魚影がない。
あまりにも静かな海に気持ちは萎え、昼には一旦陸に上がる。
陸からの監視
最近の良くない習慣である、陸からの監視。陸からナブラを監視すると言っているが、ナブラを発見してから急いでカヤックを漕いで行っても間に合わない。それに、ナブラは出てなくとも、回遊してくるブリをジギングで釣れるチャンスがあるかもしれない。本当に釣りたいのであれば、カヤックに乗って海上に浮いているべきである。
しかし、海の静かさは、陸に上がりたい気持ちを誘発させるのだ。
優雅な時間
イスとテーブルを出して、昼食を食べ、コーヒーを飲みながら海を眺める。いや、監視する。もちろん、カヤックで海に浮いていることもとても気持ちの良いことだが、何時間もとなると話は変わってくる。
やはり自由に動ける陸の上は快適だ。
12月中旬にしては穏やかな天気で、日差しがぽかぽかとして心地よい。
マニアAの2代目ウォータージャグ
アウトドアグッズのトレンドリーダーを自負するマニアAは、10月のキャンプで、ニューアイテムのウォータージャグを満を持して披露した。しかし、その意気込みに反し、皆の反応があまり良くなかったことにショックを受けているようだった。
そのウォータージャグが壊れたらしく、この日、2代目となるYETIのウォータージャグを披露した。YETIのバケツにDIYで蛇口を付けた、自作のウォータージャグだという。
これが、以前のミルクタンクのような、何の変哲もないウォータージャグとは比較にならない程とてもイケている。見た目にカッコ良いし、YETIバケツの強度も申し分ない。
しかももう一つ、色違いのバケツを道具入れとして活用していて、その二つセットが男心をくすぐるカッコ良さだ。
正直な気質のマニアZn師匠も絶賛しており、マニアAはとても満足気だった。
おそらく、前回のミルクタンクのようなウォータージャグが壊れたというのは嘘で、皆の評判が良くないことに深く傷ついて庭に投げ捨て、そんな自分を保つために、この2か月間、誰もに認めてもらえるウォータージャグを血眼になって検討していたのだと思う。
地元情報
くつろいでいると、一人の男性が我々の釣果情報を聞くために声を掛けてきた。状況を伝えると、前日の様子を話し始めた。
我々が午前中に出向いたポイントで、大きなナブラが出ており、この男性も陸から大型のブリを釣り上げたらしい。それで、今日も気になり、仕事が手につかないのでやって来たと。
そして、光市で聞いた情報と同じく、やはり朝夕の時間帯が良く、今年は当たり年だと。
間違いない。きっと、今日も夕方にはブリの群れが回遊してくるはずだ。
再度の出航
ブリの回遊が期待できる夕まづめを控え、再び出航した。回遊を信じ込んでいるため、気合も入る。
突然の回遊を逃さないよう、何度も何度もジグを落としてはリールを巻く。
しかし、無情にも釣れない時間は過ぎ、夕日は水平線に近づく。
ブリは回遊してこなかった。
もう、慣れっこだが。
2019年は、これが最後の釣りになると思われるが、釣果の悪い年だった。
来年こそは、賢い立ち回りで釣果を上げるぞ!たぶん。
0 コメント:
コメントを投稿