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白石山登山

カヤックフィッシングの予定だったが、またしても強風のため出航出来ない。だが、じっとしていられないので、久しぶりに登山する事にした。
選んだ山は、山口市徳地、標高540mの白石山。登山口の標高が約270mなので、実質約270mの標高差であり、日頃運動不足な我々にとって体力的に無理がない。その上、山頂付近には、巨岩、奇石が散在するという、それなりに面白そうな山なのだ。
登山口に到着すると、早速登り始めた。

やはり日頃の運動不足から、すぐに足腰が辛くなり始める。それに10月中旬とは言え、体を動かすと暑い。時々現れる巨岩の写真撮影を兼ねながら休憩を入れる。
登山中には色々な会話を楽しむが、この日の話題の中心は”マニアAのマニア度低下問題”についてだった。
マニアAはフライフィッシングを中心としたアウトドアを深く愛しており、その拘りぶりはただ者ではない。マニアAとフライフィッシングへ出かけた時の昼食には、BowLooとアルコールバーナーでホットサンドを焼いてもらい、『フライフィッシングの世界とは、こういうものだ。』と教わったものだった。そこがマニアと呼ばれる所以でもある。
しかしその後の釣行で、マニアAは徐々に、アルコールバーナーで湯を沸かしカップラーメンを食べるようになり、黙って見ていると、最終的にはポットに家から湯を入れて来てカップラーメンを食べるようになってしまった。
そんなマニアAの愛車はヨーロッパ車で、日本でもアウトドア愛好家には根強い人気のある車である。個性豊かで、何故かフライロッドやウェーダーといったフライグッズの良く似合う車であり、”マニアAらしい”車だ。しかし、最近、マニアAはこの車をカローラフィールダーに乗り換えると言い出したのだ。燃費がいいからと。
これを聞いた時”いったいどうしてしまったのだろう?”と思うと同時に、正直寂しさも感じたものだったが、高価な買い物に口を挟んでもいけないと思い、特に否定することもしなかった。
しかし、それを聞いたマニアBは黙っていなかった。「お前の欲しい車は本当にそれか?」「絶対後悔するぞ!」等と妥協を許さなかった。いや、マイノリティーからマジョリティーへ薄れゆくその姿勢自体を許さなかった。
そんなマニアBの熱い言葉に目を覚ましたマニアAは、再びヨーロッパ車に乗り換えることを決断し、そしてこの日、久しぶりにアルコールバーナーに火を付けたのだった。完全に使い方を忘れていたが...。
ダークサイドに落ちかけたマニアAを救うことができ、マニアであり続けることが確認できたので、とても安心して他の話題で盛り上がった。
その中で事件は起きた。マニアBが超ド級のマニアであるエピソード(ここでは書けないが)を聞き、大衝撃をうけてしまった!そして”マニアAのマニア度低下問題”など、小さなことに感じどっちでもよくなってしまった。

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