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釣り堀デビュー

日頃、渓流で釣っているイワナやヤマメは全長20cm前後の小さいサイズだが、今年は30cmを超えるビッグサイズを釣り上げることを目標としている。そのために、釣り人が立ち入らない秘境を探すこと、それからフライフィッシングの仕掛けも新たなスタイルを取り入れることを課題としている。
渓流の解禁は3月からなので、まだ、あと一カ月先である。その間に仕掛けの新しいスタイルを練習するため、マニアAと釣り堀へ行った。場所は広島県北西部の万古渓、七瀬川渓流釣り場と言う所で、標高は400m弱程度だが雪深い地域である。ここには清流の水を引き込んだ池があり、たくさんのニジマスが放流されている。
先日の大寒波で、釣り堀の水面は全凍結しているとの事前情報もあったが、到着してみると、ここ数日の温暖な気候で氷も融けていた。
早速手続きをするため事務所に入ったが、誰もいない。携帯電話の電波は届かない地域なので、カウンターに電話機が置いてあり、“御用の方はこちらに”と電話番号の書かれた紙が貼ってある。マニアAが電話してみると、置いてある空き缶に料金を入れて勝手に釣ってくれとのことだった。民家もほとんど無い山奥で治安も良く、釣りを愛する人達も善良なのだろう。そう思いながら料金を支払い、車に戻り、釣り道具の準備を始めた。
この日、マニアAはドライバーではないので、昼飯の時に飲むビールを準備していた。そのビールを昼飯時にはキンキンに冷えるよう、雪に埋めといた。先日の大寒波鍋の時に同様にビールを雪で冷やしたが、大寒波鍋に参加できなかったマニアAは、特にビールが好きな訳ではないが、“雪でビールを冷やす”事に憧れがあったらしい。
準備を整えて、ニジマスのいる池へ向かった。池の中には、60cm程もある大きなニジマスが沢山泳いでいる。テンションが上がり、早速始めようとした時、リールに巻いてあるラインが絡まって釣りが出来ない。『早く釣りたい!』と、はやる気持ちを抑えながら、そして、湧き上がるイライラ感を抑えながら、丁寧に糸を解く。
その間にも、マニアAはフライを投げ、早速楽しんでいるが、まだ、釣れていない。マニアAはフライフィッシング歴が長く、その腕はプロ並みだが、そのマニアAが中々釣れていないという事は、水温が低いとかそういった関係上、難しい状況なのかもしれない。
やっとの事で糸がほどけて、早速、フライを池に投げ入れてみた。すると、運良く一投目から大きなニジマスが食い付いてきた!しかし、フライフィッシングでこんな大きなサイズの魚は釣った事が無かったので、取り込みに失敗し逃げられてしまった。続けて、フライを池に投げ入れてみると、また食い付いてきた!しかし、日頃、小さな魚ばかり相手にしていたため、使っているラインが細過ぎて、今度はラインを切られてしまった。ラインを繋ぎ直して、フライを池に投げ入れると、またまた食い付いてきた!もう、入れ食い状態である。
ふと、マニアAの方を見ると、全然釣れてなさそうだ。マニアAが「どうやったら釣れるのか?」と聞いてきたが、まだ何もテクニックは使っていない。なので「どうやったらも、こうやったらも無いっすよ。入れ食いなんすから!」と答えた。マニアAの腕はプロ並みだと思っていたが、もしかして、思い込みだったのかもしれない。
昼頃になると、ニジマスもあまり釣れなくなってきたので、昼飯を食うことにした。マニアAが楽しみにしている、雪で冷やしたビールの時間だ。
ビールを雪に埋めた地点の辺りを、マニアAが、あっちに行ったり、こっちに行ったりしている。埋めたはずの所にビールが無いようだ。俺も見てみたが、確かに無い。
諦めて昼食にした。今日は、ウインナーやハム、ベーコンを焼いて食べる。当にビールのつまみだが、無くなったビールを悔やんでも始まらないので、マニアAは車内に常備されていたバーボンで代用した。
しかし、施設の管理人はいなかったし、来ている客も我々の他は5人程である。悪意の有無は別として、この中の誰かがあのビールに手を掛けた事に間違いは無いだろう。全く、治安が良いのだか悪いのだか分からない。そんな話をしながら、マニアAはグイグイとバーボンを飲む。実は、マニアAはバーボンが好きなのだが、酒に弱い。気付くと、マニアAの顔は酔っ払いの顔になっていた。
一頻り呑み食いし、再び釣りを始めた。マニアAは、過去にこの釣り堀で池に落ちた事があるらしいが、今日は酔っ払っているので、また落ちなければいいがなぁと思いながらフライを投げ始めた。しかし、朝の入れ食い状態とは状況が変わり、ニジマスがフライに食い付かなくなっている。
そんなタフな状況の中、突然マニアAがニジマスを釣り上げた!流石、と思ったのも束の間、釣れない俺を尻目にまた釣り上げる。俺だけではなく、周りの客は誰も釣れてないのに、マニアAは一人でバンバンと釣り上げて行く。午前中のマニアAとは別人である。バーボンだ!この人はバーボンを飲むと釣れ始めるんだ!確かにマニアAが言うフライフィッシングの世界観の中では、いつもバーボンが登場していた。その世界観は十分に理解出来ずにいたが、きっとこういう事なのだ!と理解した。
しばらくすると、徐々にマニアAの酔いはさめてきて、それに比例して魚は釣れなくなってきた。俺も池で準備された魚を釣る事に飽きてきたので、納竿とした。
今回試したフライフィッシングの新しいスタイルの仕掛けは、ニンフィングと呼ばれるものだが、ニンフィングで魚が釣れることが確認でき、大型の魚を釣る体験もできた。釣り堀とはいえ、得るものはそれなりにあった。その上、バーボニングの効果も確認できたし。

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