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寒中水泳 2017


毎年、恒例の漢塾の寒中水泳に参加した。
朝起きると、海水パンツを履き、寒くないよう服を着て家を出ると、1月というのに外は全く寒くない。“よかった。”と安心し、菊が浜へ向かった。
日差しは心地よく、体もあったまるものの、海は風が強く、一気に体温を奪っていく。一旦は安心したが、海を前にして、例年通り気が重くなった。
砂浜に並び、一斉に海へ走りこむ。
例年に比べ気温は高いが、そうは言っても一月、海へ浸かった足先から痛みを感じる。しかし、そこでひるむと決心が鈍り、次に海へ入る勇気が中々湧いてこなくなる。結果、苦しむ時間が長くなるだけなので、一気に深みへ進んでいく。
しかし、やはり例年ほどの苦痛を感じない。これは決して自分が成長したわけではなく、単に気候が暖かく、海水温が暖かいのだろう。誰だって苦痛は少ない方が良いが、苦痛を感じない寒中水泳は、海水浴でしかない。
最後にこれまた恒例のガリガリ君を食べて、今年の寒中水泳も終わった。来年からは渓流の冷たい滝に打たれに行くか?

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