image1 image2 image3 image4

Welcome To WILD LIFE|We Love The Outdoors|Enjoy The Beautiful Nature With Us

釣り初め 〜アジング・チャレンジ〜

2017年の一発目は、アジングに向かった。
アジは小さく子供も釣る魚だし、釣りとしても地味なので、この寒い時期にそんな魚をわざわざ好んで釣らなくてもと思っていた。だが、マニアB師匠が非常に強い興味を示していたのと、この季節、フライもカヤックもオフシーズンなので、最近流行りのアジングにチャレンジする事となったのだ。

夕方、マニアB師匠に指定されたいかにもアジの釣れそうな防波堤に到着し、街灯のある突端を我々の釣り場として確保した。間も無くマニアB師匠達も到着したが、アジングは、日が暮れて街灯が海面を照らし始めてから本格化する。まだ、辺りが明るい中、早速ワームをキャストしてみたが、全く反応はなかった。
マニアB師匠は、この日に備え、アジングについて勉強し、専用タックルを揃え、情報を収集していた。それに対し俺は、約20年前に買った渓流釣りロッドとリールを引っ張り出し、同時期に購入したと思われるブラックバスやメバル用のワームを持って行ったのだった。
アジングとは、アジをワームで釣るのだが、同じ防波堤で行う一般的なサビキ釣りで釣れる小さなアジとは違い、30cm前後の大型を狙う。アジは青物であり、大型のアジをライトタックルで釣れば、それなりに引きを楽しめるのだとマニアB師匠は言う。
すっかり日も暮れ、街灯の明かりが周囲を照らすが、投げても、投げても、アジは全く釣れない。それどころかまるで魚の気配はせず、丁度干潮で潮止まりの時間も迎えていた。俺は“こりゃ、潮が動き出すまでダメだな。”と思い、竿を置いて休憩していた。そして、来た時はとても釣れそうな気がしていたのだが“そもそも本当に釣れるのかなぁ。”と若干の疑念すら抱き始めていた。
その時、ひたすらワームをキャストしていたマニアB師匠が、突然「来たっ!」と言った。慌てて駆け寄ると、大型のアジが水面近くから潜り、竿を大きくたわませている瞬間だった。それを見て、本当に釣れるのだということと、それを、まるで釣れそうにない環境下で釣ったと言うことの二重の驚きを感じ、一気にやる気になった。
マニアB師匠は、いつも結果を出す。興味を示すターゲットに対し、最善を尽くし、粘り強く接し、そして結果に繋げる。妥協のない努力家だ。良くも悪くも・・・。
急に勢い付いてロッドを振り始めた俺に対し、マニア達は「こっちの方が釣れるよ。」とアジングで定評のあるワームを恵んでくれた。そしてその直後、俺にも20cm程度のアジが釣れた。
ここからは、皆、黙々とキャストを繰り返し、アジングを楽しんだのだった。

Share this:

CONVERSATION

0 コメント:

コメントを投稿

Wild Life. Powered by Blogger.