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Land Cruiser Owners Camp ~真~


早速オフロードへ

前回、初心者船山の60が予定通りに納車されず、幻と化した納車祝いのキャンプだったが、今回は、いよいよ60が納車さた。
前日に納車されたばかりの初心者船山の60、マニアZn師匠の80、それと俺の100で集合し、早速、オフロードを体験しに行った。
現地に着くと、初心者船山は、60のハブをロックし、トランスファーを四駆に入れ、アクセルを踏む。

普通の乗用車では体験できないオフロード走行を、自分のランクルで走ることが出来るという事は、初心者船山の人生において初めての事である。よほど嬉しいのだろう。顔がニヤけっぱなしである。
その姿を見て、我々も初めてランクルを手にした時の興奮が蘇る。

テールゲート・パーティ

その後は、いつものキャンプ地に移動し、ランクルならではのテールゲート・パーティーを催す。
思い返せば、ちょうど一年前に、同じくここでキャンプした。その頃、俄かにアウトドアにハマりつつあった初心者船山は、ROOMYに乗っていたので、ROOMYを馬鹿にしつつ冗談でランクル購入を勧めていた。
当然、ROOMYも買ったばかりで残債もありランクルを買うにしても数百万円の買い物となるので非現実的であると、初心者船山も思っていたし、我々も内心そう考えていた。
現に、そんな話をしていても、初心者船山の反応は薄く、ランクルを購入する意向など一切感じることは出来なかった。その時点では。

ランクル60購入決意の経緯

そんな初心者船山が、一年後、こうして60のオーナーとなっている。
とても不可解な事だが、そこには、後先を考えない本人の性格と、同級生A君の存在がある。
初心者船山は、我々にランクルを勧められて、世の中にランクルという素晴らしい車両が存在するという情報を得た。
そんな中、SNSをサーフィンしていると、結婚式の前撮りを60と一緒に撮影した写真に出会った。それは、卒業以来付き合いのない、小学校の同級生A君だったという。
A君とは同じ小学校だったとは言え、転校してしまった初心者船山は、それ以降交友も無く、アカウントの名前から微かな記憶を辿り、卒業アルバムで確認してやっと同級生であることを確信できたくらいである。
しかし、そして彼等が生まれる前に生産終了となったランクルに乗る同世代を見て、初心者船山は、衝撃を受け、カッコよさを感じたのかもしれない。
他人の影響を受けやすい初心者船山は、そこから考え方が一変し、急にランクル60が欲しいと言い始めた。
衝動を抑えきれない初心者船山は、即座にマニアZn師匠にランクル60を入手できる自動車屋への仲介を依頼した。
昨年の10月のことだった。

上玉の試乗車

自動車屋はすぐに対応してくれた。
しかし、60はとてもカッコよく性能の良い車だが、既に30~40年も経過した旧車であり、若い世代が知っている、無難に取り回しも良く、内装も綺麗で、キーレスエントリー等の装備も整った自動車とは訳が違う。そこを心配した自動車屋は、とりあえず試乗することを勧め、試乗車を準備してくれた。
早速、初心者船山は、マニアZn師匠と俺と60の試乗へ行った。
準備された黒い60に試乗してみると、四駆感丸出しの走りだが、古い車とは言え十分に走る。そして何よりその武骨な姿がカッコいい。最高である。
試乗を終え、自動車屋と話をしていると、その試乗車は、あまりにも状態が良かったので自分で乗りたくて仕入れた車だったが、どうしても譲ってくれと言われて譲ったのだと言う。
そして、この60を購入した人物も、初心者船山と同様に若い世代だという。この日は、その人物にお願いして、試乗のために借りてきてくれていた。
初心者船山は、この試乗を経ても購入意欲が揺らぐことは一切なく、それどころか、その意欲は強まるばかりであった。

60発注

初心者船山は、そのまま自動車屋へ発注の意向を伝えた。
しかし、既に生産終了となって30年も経過している車。市場に出回る台数も多いわけではないし、その中から、ある程度状態の良いものを見つけるのは時間を要するだろうから、納車は何時になるかは分からないと自動車は言う。
だが、初心者船山にとっては、そんなことは60を諦める理由になどなろうはずもない。ただ受け入れるのみである。
そして、ひととおり話が終わった頃、話は試乗した60の話に戻った。
自動車屋はこの試乗車について、実は以前、オーナーが新型プラドへの買い替えを相談してきたが、状態の良い60を手放すべきではないと、買い替えを思い留まらせたらしい。当然そうだろう。
しかし、我々にとって、この話は、市場から状態の良い60を探してくる事は困難だが、目の前の状態の良い60はオーナーが手放す可能性があるという話にしか聞こえない。
こんなに都合の良い話はない。すかさず、その60のオーナーに、今でもプラドへの乗り換えの意向があるか確認をお願いした。

運命の一台

自動車屋から初心者船山へ連絡が入った。試乗した60のオーナーが手放しても良いと回答したらしい。
これで、初心者船山の購入する60が決定した。
これほど状態の良い60を入手できることが、これほどスムースに決まるとは、奇跡的であり、驚きである。
しかし、驚きはこれだけではない。何と、この60のオーナーが初心者船山の同級生A君であることが判明した。
初心者船山が、何気にSNSをサーフィンし、たまたま見かけ、購入を動機づけたその実車が、今目の前にあり、そしてそのまま初心者船山の所有となるのだ。
ドラマチックでもあり、世間は狭くもあり、偶然の産物でもあり、本当に驚きとしか言いようがない。

納車

数か所板金が必要であったため、初心者船山は全塗装することにした。ドアも交換し、スピーカーの交換等オーディオ環境も整え、ルーフキャリアも付けた。
因みに、塗装の色には随分悩んでいたが、Wild Lifeオフィシャルカラーの白を選択した。
旧車であり工数も多く、様々な事件もあって、当初2月頃と見込んでいた納車は、何度も延期され、やっと昨日、待ちに待った60を手にした。
そしてこの日、ランクルオーナーとして、ランクル・オーナーズ・キャンプに参加できたのだった。

祝杯

ところで、我々のキャンプと言えば、焼き肉かおでんのような簡単な料理が定番だが、最近、マニアZn師匠が料理にうるさい。
しかし、うるさいだけあって、マニアZn師匠が今までプロデュースしてきたアヒージョやパエリア等は、料理らしく、見栄えも良く、そして何より美味しい。
今回は、そんなマニアZn師匠から、俺プロデュースで乙な物が食べたいというお達しが下った。しかもそれで俺のセンスを試すと言う。
パニックに陥りそうだったが、ネットで検索し、スペアリブの赤ワイン煮込みという料理にチャレンジすることにした。
月夜の元、ちょっとだけ失敗したその料理とランクル60を酒の肴に、テールゲートで初心者船山の納車を祝った。

自宅感満載のテールゲート

各自のテールゲートでくつろぎながら、酒を飲む。60かっこいいねぇ~と言いながら酒を飲む。
しかし、テールゲートはまるで自宅のようにくつろげる空間だ。くつろぎすぎて、酒もさほど飲まず、いつの間にか、そのまま眠ってしまった。

恒例のMEGA朝食

翌朝、目が覚めると、良い天気である。
恒例のMEGA朝食を食べ、引き続きテールゲートでくつろいでいると、とても気持ちよく、もう動く気がしない。
このまま、もう一泊しろと言われても、何の苦痛も感じそうにない。
しかし、現実世界に帰らざるを得ないことも分かっている。いつまでも、いつまでも、現実から逃避できればよいのだが。


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