骨折も完治し時間もできたので、リハビリがてらMTBでサイクリングへ。
今日は海岸沿いのお気に入りコースで、三見まで行くことにした。目的地は「眼鏡橋」である。
「眼鏡橋」は登録有形文化財で、近くの主要道路に案内板が出ていることは知っていたが、今までわざわざ見に行くことはなかった。
海を見ながらのんびり走り、軽く峠を越えると、もうそこは三見。
いよいよ目的の眼鏡橋を探す。だいたいの位置は分かるし、三見は小さな漁村なので、川を見つけ沿って溯上すればきっと見つかるはずである。
全く人の気配を感じないが、沿道はよく手入れされた田畑で、道の脇の地蔵には花も手向けられているので利用者がいないわけではなさそうであるが、誰も困らないのだろう。
直線的で武骨な反面、アーチの曲線は美しく、時代を感じさせる石造りの構造物を蔓植物が覆うさまはラピュタを連想させる。
正式名称は「三見橋」(通称「眼鏡橋」)で、赤間関街道北道筋の交通の向上を図るために明治26年に完工されたとのこと。約120年前に作られたのだ。
橋の脇には、お手製の小さな展示ブースのようなコーナーがあり、地元民のこの橋に対する熱い想いが感じ取れる。
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