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白滝山


面白そうな白滝山

初心者船山が、週末ヒマなので登山しようと言ってきた。
最近は、ただ木があるだけの道なき道を歩く辛い登山ばかりしてきたが、たまには登山道が整備され、快適に登れ、景色の良い山に登りたいと思い、ネットを検索すると、旧豊田町に白滝山という面白そうな山があった。

登山開始

山麓の神社前に車を停め、山頂へ向けて歩き出す。
しばらく里道を歩き、川を渡ると急に斜度がきつくなった。登山道も整備されている感じではなく、獣道に近いし、分かり難い上に、石や岩が多く足元が悪い、。快適な登山を想定していたが、その想定は、思い込みでしかなかった。

登山道は、一旦、アスファルト道を横切り、再び山林へ入っていく。
このアスファルト上で、休憩を挟んだ。汗ばんだ体に吹き付ける風は、とても冷たい。

景観が一変

体が冷える前に、早々に休憩を終え、再び山を登り始める。
すると間もなく、登山道は左方向へ曲がるが、右手の少し離れた渓流に見える大きな岩の向こうの小さな滝が気になった。
その方向へ足を向けると、その滝の手前には平坦な岩の面が広がり、周囲は渓流と苔の生した巨岩に囲まれ、そしてその巨岩の一つには巨木が根を張っており、そこは神秘的でまるで精霊の棲み処であるかのような空間が現れた。
突然目の前に現れたその特別な空間に立つと、何とも心地よく、欲や憎悪などの穢れから離れることが出来たような錯覚のまま、時間を忘れて唯々立ち尽して居ることができた。
さっきまでの登山道からは景観が一変し、ここからはとても魅力的な登山道が始まった。

巨岩の森

登山道は、渓流に沿って山頂へと続く。所々で、圧倒されるほどの巨岩が登山道の右に、左にと現れる。その迫力をカメラに収めたいが、対象が大きすぎて思い通りにはいかない。
やがて、渓流沿いの登山道は、切り立った岩壁に挟まれる。進むにつれ、左右の幅は狭くなり、他ではあまり見ることのないその通路には、所々で大きな岩が行く手を塞いでいる。
その岩壁に挟まれた登山道にワクワクもするが、行く手を阻む岩を攻略するのも楽しい。

ラスボス

しかし、最後に現れた三段重ねの岩では、一段目、二段目の岩には登ることが出来たが、最後の岩に、手や足を掛ける場所がなく、昨夜までの雨で滑るため、攻略のしようがなかった。
だが、何とかこの岩を越えなければ先には進めない。もう、頂上まではそう遠くないが、最後にこのような困難が待ち受けているとは思わなかった。
岩の左右には空間があるのだが、渓流が流れていて、右手は落差が4mほどあるし、左手は高さはないものの、豊かに水を貯え、この寒い中、冷たい水の中には絶対に落ちたくはない。
しばらく考えた結果、方法としては二択しかないとの結論に至った。
一つ目は、やはりこの岩に登って越えていく方法。
二つ目は、左手の空間をどうにか進んでいく方法。

結果的に選択肢は一つ

二つ目の方法は、冷たい水に落ちるリスクがあり、今日、こんな場面に遭遇することは全く想定していなかったのでタオルも何も準備していない。車に戻るまではある程度の時間を要するし、冷たいまま何時間も過ごすことにはなりたくない。
やはり、一つ目の方法の岩を越えるしかないかと考え、再び岩と対峙する。
だが、結論は既に出ていた。無理なものは無理だ。寒いから絶対に水に落ちたくないという気持ちが、岩を越えるという選択肢を否定しなかっただけであり、理論上、岩を越えるという選択肢は無かった。

挑戦

やむを得ず、二つ目の方法である左手の空間を進む。
この空間は、幅1m程度で、右手は三段重ねの一番上の岩、左手は岩壁である。
左右の岩は十分に湿気を貯えた苔を生し、摩擦係数は非常に低い。挑戦を一旦始めてしまえば、右足か、左足がチュルンと滑った瞬間、足の冷たい数時間が確定してしまう。
意を決し、誰かが設置してくれていたロープだけを頼りに、挑戦を開始した。
ドキドキしながら、右足と左足を大きく開き、左右の岩に足を置く。
高まる緊張感の中、ロープにも体重を掛けながら、左右の足への荷重を最小限にしつつ、一歩一歩を確実に、かつ素早く進んでいった。
攻略できる自信は無かったが、無事、岩の向こうに行くことが出来た。
次に、初心者船山が同様に挑戦する。
冷や冷やしながら、ただ見守る。
ふと気付くと、ロープが弛んでいる。ただ持っているだけで、ロープは何の役にも立っていない。
案の定、左足を滑らせた。
しかし、運よく、小さく滑っただけで、冷たい水には落ちなかった。
残念である。

ご褒美

その後、やや困難な岩登りをこなすと、その先に、小さな一筋の滝と小さな滝つぼが現れた。
スケールこそ小さいが、滝らしい滝で、しばしその滝を鑑賞する。

そこからは、淡々とした登山道であったが、落ち葉の上にうっすらとした積雪が現れた。
その積雪は、標高が上がるに連れ深くなり、山頂付近では、深い所で20cm近くにもなってきた。

不快な山頂

予定外の雪は、もちろん山頂にも積もっていた。
Helinoxに座ってコーヒーでも飲みながら、ゆっくりと山頂を楽しむ予定だったが、寒くて留まって居られない。
そそくさと昼食を済ませ、そそくさと山頂を後にし、そそくさと舗装路を歩いて車へと戻った。


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