今年初カヤック
この夏は暑くてとても洋上に出る気になれなかったが、そうは言っても海へ出たい気持ちもない訳ではない。マニアB師匠と相談し、早朝から暑くなるまでの時間帯ならイケるんじゃないかってことで、4:30に現地集合、5:00に出航することにした。当日は、予定どおり暗いうちから準備を整え、出航する。
萩の海は、ナブラとの遭遇率が高い。出会える確率が9割と言っても過言でない。もう4年前になるが、その年はいつも見るサワラやヤズ等のナブラだけではなく、ヨコワマグロやシイラのナブラもバンバン出ていた。
もちろん、この日も至福のナブラ打ちを前提に考えている。できれば、また、ヨコワマグロをナブラ打ちで釣りたい!
ナブラ待ち
カヤックの上でナブラの発生を待つ。ナブラは神出鬼没であるため、周囲を見渡し、聞き耳も立て、広範囲にわたる海面の状況に注意を注ぐ。しかし、ナブラは発生しない。魚が単発で跳ねるのを目撃したが、それだけである。引き続きナブラ待ちをしていると、朝の風がおさまりベタ凪状態となった。ナブラ発生には好条件であるが、それでもナブラは発生しない。
高確率でナブラに出会えるはずの場所なのに、久しぶりに海に出たのに、運が悪すぎる。きっとマニアB師匠の日頃の行いが良くないのが原因だろう。実際良くないので・・。
スズキの入れ食い
ナブラは発生せず、あまりにも面白くないので、海底の地形の変化のある地点へ何かいないかと思って行ってみた。すると、魚群探知機に魚の群れが映った。
魚群探知機は、見慣れてくるとある程度魚種も特定できる。魚群探知機に移った影は、過去の経験からするとスズキである。しかし、その過去の経験においてスズキが映る場合は、せいぜい数匹である。それが今回は数えきれないほどの影が映っている。初めて目にするパターンであったので“これは一体何の魚だろう?”と思いながら、メタルジグを沈めてみた。
間髪入れず、すぐに強烈な引きと共にドラグが出始める。“よっしゃっ!”と思いながら、魚と格闘し、釣り上げた。案の定、スズキだった。
とりあえず、ボウズで終わるのも寂しいので、釣ったスズキをキープして、再びメタルジグを沈める。するとまたすぐに喰い付く。スズキは一本あれば十分なので、リリースして、再びメタルジグを沈める。またすぐ喰い付く。リリースする。そしてまた・・・。
6~7本釣った頃には飽きてきて、もう止めた。十分に楽しませてもらえた。
程よく納竿
離れた場所で釣っていたマニアB師匠のもとへ行き、スズキの入れ食いを報告すると、マニアB師匠もハタを釣り上げていた。そして、ナブラも出ないし暑くなってきたから、もう終了しようという事になり、陸へ向かった。陸に上がると風も波も強くなり、ちょうど良いタイミングでの納竿となった。
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