時間遅れのスタート
この日は、初心者船山と2人での登山。萩駅で7時に集合することにしていたので、その前に家を出る。昨夜の雨がまだ残っていたが、萩駅に着くころには止んでいた。萩駅に着いてトイレへ行ったりしていると、時刻は7時10分。しかし、初心者船山がまだ現れない。日頃から忙しい男ではあるが、今まで約束の時間に遅れて来ることは無かった。
彼の行動特性から考えると、事情があって遅れるのであれば、必ず連絡を入れてくるはずだ。“寝てやがるな。”と思い、電話すると、10コールくらいして焦ったように電話に出た。寝てやがった。
そして、8時頃、やっと初心者船山が集合場所に現れた。
不快な登山
今日は、焼下山を経由して、明木の岩ノ巷山へ縦走するコースだ。実に不快だ。何が楽しくてこんな事をしているのだろうと思ってしまった。
焼火山
尾根は歩きやすく、ホッとする。しかし、さっきまでの不快な谷に比べると、何だか物足りない。谷を黙々と登りながら、いつの間にか闘争心を掻き立てられ、スイッチが入ってしまったのかもしれない。
そこから幾つものピークを越えながら、393mの焼火山山頂に到着した。我々のここ最近の登山ではお馴染みであるが、山頂には三角点の石柱が埋められているだけで、見晴らしも何もない。
萩往還を横断
しばし休憩し、石ノ巷山へ向かう。焼火山からは、一旦、萩往還まで下るが、下るルートの地形は国土地理院の等高線からは読み取れないほど複雑で、その上、藪で周囲も見渡せず、GPS機器を使ってもルートに迷ってしまい、予定していた尾根の下の谷に向かっていた。
約束の炊飯
萩往還を横断し、再び斜面を登り、荒廃した尾根を歩く。ほとんど人が立ち入ることは無いだろうと思われる山頂。誰もいない“社会”から隔離された静かな時間を、しばらく楽しんだ。
石ノ巷山
石ノ巷山は、地元の方々が整備している山だ。石ノ巷山が近付いて来ると、展望の開けた場所で、萩市の三角州とその向こうに島々が眺望できる。復路
帰りは、アスファルト道や萩往還を歩く。アスファルト道はもちろん、萩往還も歩きやすく、山中とは比べものにならない速度で進むことができる。脚は強くなっているのか?
初心者船山が寝坊して出発が遅れたとは言え、朝から夕方まで歩き続けているのに、脚は全く痛くない。1ヶ月前の田万川へ向かった時とは大違いだ。しかし、距離的には田万川の時の半分程度でしかない。はたして、この一ヶ月のトレーニングは成果を生んでいるのだろうか?いよいよ来週、田万川へリベンジする!

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